訴訟の費用と時間、どのくらいかかるの？ | 福岡・広島の探偵事務所「もみじ探偵社」

 
訴訟なんて自分には関係ない、と思っている方が多いと思いますが、民事裁判というのは意外に身近なものです。というのも、民事裁判は「お金を返して欲しい」、「残業代を支払ってもらいたい」、「契約が終了しているので物件から出て行ってほしい」、「不倫相手に慰謝料を払ってほしい」 など、民間人同士の問題を解決するために行われるからです。

 
広島、福岡の探偵事務所「もみじ探偵社」では色々な調査を行いますが、その結果によっては裁判になるケースもあります。ここでは、「費用はいくらくらい必要なの？」や「時間はどのくらいかかるの？」など、気になる問題について説明しますので参考になさってください。

訴訟に必要なのはどんな費用なの？

訴訟には色々な項目の費用が必要となります。詳しく見ていきましょう。

印紙代（手数料）

まずは裁判を起こすときは訴状に収入印紙を貼る必要があります。これは裁判の手数料です。
収入印紙代は、100万円の請求なら1万円、500万円の請求なら3万円、1,000万円の請求なら5万円というように、請求額が高くなるにつれてあがっていきます。

郵便切手代

訴状を提出するときに郵便切手を納めます。この額は全国一律ではなく地方によって異なりますが、5,000～8,000円程度と思っていただければ大丈夫です。
相手側が増えるごとに切手代が追加されていく点は共通です。

謄写費用

証人尋問を行った場合、証言調書をコピーします。準備書面などを書くのに記録が必要になるからです。裁判所から記録を借りることはできないので、特定の業者に依頼する必要があります。そのためコピー代は一般的な代金よりも高くなるようです。数千円～2、3万円程度と見ておきましょう。

弁護士費用

弁護士費用は、依頼人と弁護士との契約になり、弁護士事務所によって費用が異なるので一概にいくらと言うことはできません。弁護士費用には「相談料」、「着手金」、「報酬金」、「遠方に出張した時に生じる日当」などが含まれます。事務所によっては「相談無料」としているところもありますので、事前にインターネットなどで調べておいたほうがよいでしょう。

訴訟に出頭した証人、鑑定人等に払う旅費、日当

証人尋問や鑑定を請求する場合は、その費用も必要となります。遠方から証人に来てもらわなければいけないケースではその旅費が発生しますし、鑑定を行うのであればその費用も予納しなければなりません。

訴訟費用は裁判に負けた方が全額払うって本当？

裁判にかかった費用は負けた方が全額払うものだと思っている方もいらっしゃるようですが、これは誤解です。「訴訟費用は、敗訴の当事者の負担とする」と民事訴訟法で定められているため、裁判に勝てば費用を支払わなくてもいい、と思うかもしれませんが、訴訟費用とは、印紙代や謄写費用など、訴訟にかかった実費を指すもので、弁護士費用は訴訟費用に含まれません。
そのため、裁判に勝ったとしてもこの分は自身が支払う必要があります。この点は注意してください。

訴訟ってどのくらい時間かかるの？

地方裁判所や簡易裁判所で行われる民事裁判は、平均1年～1年半かかると言われていますが、これも事案によって変わってきます。例えば、医療訴訟や労働関係訴訟など、事案が複雑なケースでは期間がかなり長くなることを覚悟する必要がありますが、争点が少なく、和解がすぐに成立するようなケースでは3ヶ月で終わることもあります。弁護士に相談する際にだいたいの目安を確認しておきましょう。
ただ、事案に関わらず、当事者が協力的じゃなかったり、弁護士がついていなかったりすると、スムーズに進行できずに期間が伸びてしまうことがあるので注意が必要です。

福岡・広島の「もみじ探偵社」にご依頼ください

訴訟に費用や時間についておわかりいただけましたか？ただし、これらは事案によって大きく異なるものでもあります。弁護士事務所にまず相談してみましょう。
福岡・広島を拠点とし、全国に広いネットワークを持つ探偵事務所「もみじ探偵社」は、調査だけでなく、弁護士事務所の推薦といったアフターフォローも万全です。24時間無料でご相談、カウンセリングを受け付けていますので、お悩みの方はぜひご利用ください。

執筆者：探偵調査員A（もみじ探偵社）

もみじ探偵社で探偵調査員として働く傍ら、調査に関すること、手続きに関すること、調査事例など、いろいろな記事を発信しています！ぜひ参考にしてください。

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